ゴーン・ガール 上・下

映画にもなったベストセラーミステリーです。

アメリカの田舎町で起きた失踪事件から話しが始まりますが、話しが進むにつれてどんどん引き込まれて行き、最後の展開とその後の結末までどきどきしながら読み終わりました。

主人公のニック(夫)視点のはなしと、失踪するエイミー(妻)視点のはなしが交互に時間差で綴られていきます。

エイミーが失踪することで警察の捜索がはじまり、それによってマスコミに注目され、世間でもニックが犯人なのかそうでないのかという論争が巻き起こります。というかほぼ犯人扱いされています。読み手もニックが犯人なのかそうでないのかを推理しながら読み進みますので、まるで本当に起きた事件かのような錯覚に陥ります。

いくつか話が展開していくと今度は先の展開を推理しながら読み進めるわけですが、最後はどうなってしまうんだろうとページをドキドキしながらめくっていきました。

また夫視点の妻、妻視点の夫についても感情入り交えリアルな本音描かれています。

妻視点についてはかなり考えさせられますね。

正直既婚者としては共感せずにはいられない部分が大いにありました。

夫への期待、そして失望、多くの現代版夫婦がニック的な夫の側面を持ち、エイミー的な妻の側面を持っているのでないでしょうか。

最後の展開と結末には、エイミーというが人物が選んだ結末、

そしてニックもそれを受け入れるという結末に驚きつつ納得しました。

失踪ミステリーとしては今までにない展開とその人物描写に最後まで楽しめる納得の一冊でした。