「空き家の実家を収入源に変える法」はなるほど!とポンと膝を叩くアイデアに満ちモヤモヤを解消しますよ!

とにかく空き家問題が多い今日この頃。特に「実家」の問題に直面している人が多いようです。両親が元気だった頃は、里帰りが楽しみで帰省するたびに懐かしさを享受していた実家。しかし親もいなくなり自分たち子供も独立した今、ありがたかった実家は厄介者になっているのではないでしょうか?

なんとかして活用する方法はないか?売却する価値はあるのか?解体するだけでもお金がかかるし…、ほっといたら老朽化して周囲にも迷惑をかけるし…などなど頭の痛い問題です。

そんな頭痛を軽減してくれるのが、赤羽聖子著「空き家の実家を収入源に変える法」です。空き家の実家を「ドラ息子」に例え、金食い虫になったり危険な存在になっているドラ息子を、いかに孝行息子に変身させるか、具体的な例を参考にわかり易く書いています。

「自分でできる実家の査定術」、「活用しない空き家はドラ息子である」、「大家さんになれるかどうかはここをチェック」、「大家さんは金融機関から信頼される」、「大家業で新天地が開ける」という5項目をさらに具体的な小項目に分け、不動産相続の専門コンサルタントとしての自分の経験談を織り交ぜて書いています。

軽妙で小気味良い文章は実に読み易く、スラスラ頁をめくれます。ダメなこと注意すべき事はしっかり抑え、現実逃避せずに実家を真正面から見直すことを促しています。そして考え方と見方を変えれば、厄介者のドラ息子が新しい人生の「きっかけ」をもたらしてくれる存在になることを教えてくれています。

読み終えたあと、目の前の雲が晴れたような気分になりました。